クルマ用語・チューニング用語
自動車工学や、チューニングの用語集。あくまでも基礎的なもの中心です。
チューニング用語は、ストリートチューンを中心に集めました。
あ
| アートファクトリー |
スポコン系のグラフィックのデザイン、施工を行う会社。HKS D1シルビア、HKS D1アルテッツァ、OPTION ストリームZなどもアートファクトリーが手がけた。 |
| 足回り |
スプリング、ショックなど、車を懸架するパーツの総称。 |
| アライメント |
サスペンションの取り付けの角度。これがきちんと調整されていないと、まっすぐ走らないなど不具合が起こる。主に、「キャンバー角」「トー角」「キャスター角」の3つがあり、3大要素になっている。 |
| アンダーネオン |
バンパー下にネオン管やLED(発光ダイオード)を取り付け、マシンの迫力を演出するパーツ。アメリカのスポコンに由来する。かつて、日本でもバニングの間で一時期流行ったことがあった。最近では、安全性や耐久性、コストなどの観点から、ネオン管の代わりにLEDが用いられることが多い。 |
| 苺 |
→イチゴー |
| イチゴー |
S15型シルビアのこと。歴代シルビアの中では一番新しいシルビアだが、すでに製造中止になっている。1999年1月に発売、シャープなデザイン&5ナンバーサイズが特徴。 |
| イチサン |
S13型シルビアのこと。 S13には、前期型(S13)と後期型(PS13)があるが、S13の多くは後期型。1988年5月に発売され、国産FRデートカーとして人気を集めた。軽量なボディーにパワフルなエンジンでドリフトに向いている車。(類)180SX(ワンエイティー) |
| イチヨン |
S14型シルビアのこと。S14には、S13を正常進化した形の前期型と、それをアグレッシブなデザインにした後期型がある。歴代のシルビアでは唯一の3ナンバー。1993年10月に発売。 |
| エアロ |
エアロダイナミクス(=空気力学)の略。エアロパーツ。空気抵抗を抑えたり、吸気効率をよくしたり、見栄えをよくする効果がある。バンパーを交換して取り付けるもの(フルエアロ)と、純正バンパーの下に取り付けるもの(ハーフエアロ/リップスポイラー)がある。また、空気抵抗を抑えるためだけでなく、見栄えをよくするためだけのものもある。 |
| Sタイヤ |
セミスリックタイヤ。公道走行は可能だが、主にサーキット用のタイヤとして使われる。コスト等の関係から、D1では禁止されている。 |
| FRP |
繊維強化プラスチック。Fiber Reinforced Plasticの略。カーボンと並び、軽量で丈夫な素材として、エアロやボンネットなどに使われる。 |
| FC |
マツダ RX-7のFC3S型のこと。 |
| FD |
マツダ RX-7のFD3S型のこと。 |
| MSR |
D1審査員、鈴木学が経営しているレーシングカーのデザイン、施工をする会社。アペックスFD3SやBLITZスカイラインなど数多くのD1マシンのグラフィックを手がける。 |
| LED |
Light Emitting Diode、発光ダイオード。電球、蛍光灯に変わる照明器具として発達。安価な事、バルブ切れがないこと、光が綺麗で見た目に美しい事、小型なことなどから、テールランプ、ヘッドライトの補助灯、地面を照らすなどの目的によく利用されている。 |
| LSD |
Limited Slip Diffの略。ちなみに、デフ(Diff)はディファレンシャルの略。ルーズ ソックス 大好きの略や、麻薬でもない。通常のデフではコーナーを曲がるときに左右の車輪にできる回転差をうまく調整するが、スポーツ走行では内側の車輪を空転させることになる。 これを防ぎ、両側の車輪にトラクションをかけて走ることを可能にしたデフをLSDと呼ぶ。 |
| エンジンストール |
エンスト。走行中にエンジンが止まること。 |
| オールペン |
オールペイント、つまり車を全塗装すること。純正色にない色の車を作ることも可能。ドリフトには目立ち度も重要なポイントだが、オールペンはその最たるものと言える。 |
か
| カナード |
フロントバンパー横に装着する板状のウイング。ダウンフォースを高める事、高速安定性の強化などの効果がある。 |
| カッティング |
カッティングシールのこと。ステッカーやデカールを作るときに使うシート。また、それを使って作ったシールをさす場合もある。普通、業者では、カッティングプロッタやカッティングマシンを使って切り抜くが、自前で作るには、紙にロゴを写してカッターナイフで切る。 |
| 神奈川系 |
横浜の埠頭に現れる走り屋のマシンの特徴。他の地方とは違い、独特のマシンメイクがある。例えば、 キャンディー系塗料のオールペン、大きめのステッカーをいたるところに貼るなど。分かりやすい例は、D1の高橋邦明や廣田友和のマシン。 |
| キャスター |
キャスター角。サスペンションが取り付けられている角度のこと。 |
| キャンディー |
キャンディー塗料のこと。独特のツヤや輝きがある塗料。しかし、寿命が短く、高価なところが難点。 |
| キャンバー |
キャンバー角。車を前から見たときのタイヤの傾き。(c.f)鬼キャン |
| 切れ角アップ |
ハンドルを目一杯切ったときにタイヤが曲がる角度を切れ角という。切れ角アップとは、切れ角を大きくすることでスピンを防いだり、ハンドル操作を楽にする効果がある。タイロッドの延長で切れ角アップをすることが多い。 |
| 金プロ |
HKSのフルコンピュータ、F-CON Vプロの俗称。ケースが金色なことから。 (c.f)銀プロ |
さ
| サイドバー |
ロールバーの一つ。運転席とドアの間にあり、側面衝突からドライバーを守る効果がある。 |
| 3連メーター |
→追加メーター |
| シーケンシャル |
シーケンシャルミッションのこと。 シフトレバーを前後に動かして操作するタイプのミッション。後ろに引くとシフトアップ、前に倒すとシフトダウン。 シフトチェンジに時間がかかる時間を短縮できるのが利点。 |
| GTウイング |
全日本GT選手権に参戦しているマシンなどに装着しているウイング。大型でカーボン製。ラダー(足)とフラップ(板)に分かれている。強力なダウンフォースを生み、トラクションを稼ぎ、ボディを流れる空気の整流効果を得る。D1では、リアタイヤを地面に押し付ける力を生むことで、白煙を多くすることに一躍駆っている。 |
| 車高調 |
|
| スティンガービーム |
ベロフから発売されている、HIDヘッドライトを左右交互に点灯させるシステム。 レースでパッシングに使うほか、D1ではギャラリーアピールのために使われている。 谷口信輝がD1で最初に使ったことから、谷口ビームとも呼ばれている。ナイター戦では必須のアイテム。(類)ストロボ |
| スポーツ触媒 |
触媒とは、排気ガス中のCO(一酸化炭素)、CO2(二酸化炭素)、NOx(窒素酸化物)、SOx(硫黄酸化物)などを、化学反応させ無害な気体にする反応を活性化するもの。一般にプラチナ(白金)などを使う。もちろん、これがないと公道を走ることはできない。スポーツ触媒とは素材や構造を変え、触媒の機能はそのままで、できるだけ排気効率を下げない触媒のこと。 |
| スポコン |
スポーツコンパクトの略。 アメリカの西海岸で生まれたチューニング。小型の日本車をベースにし、派手なバイナルグラフィック、アンダーネオンなどが特徴。 |
| スポット増し |
ドアの開口部など、鉄板が接合してある箇所に、さらにスポット溶接を施し、剛性を高めるチューニング。溶接機を使えないDIYで行うには、リベット打ちという方法もある。 |
| ゼロワンアール |
ブリジストン ポテンザ RE-01Rというタイヤ。アドバン ネオバと並んで、スポーツ用ラジアルタイヤの中でもっとも高性能なタイヤといわれている。 |
た
| タイロッド |
|
| タツノオトシゴ |
URASから発売されている、サイドブレーキを軽い力で引けるようにするパーツ。てこの原理を応用したもので、パーツの形がタツノオトシゴに似ているからタツノオトシゴという。 |
| 谷口ビーム |
→スティンガービーム |
| チューニング |
クルマをパワーアップさせるなどの改造。代表的なものは、ブーストアップ、コンピューター交換、ナイトロなど。 |
| 追加メーター |
速度計、タコメーターと違い、標準では装備されていないメーター類。油温、油圧、水温、ブースト、排気温度計などがある。 特に、ブースト計は運転席側のAピラーあたりにつけられることが多く、油温、油圧、水温をまとめた、3連メーターをダッシュボードにつけることが多い。最近では、さまざまな情報をディスプレイで一括表示するタイプが人気のようだ。 |
| T&E |
カーメイクT&E。D1ドライバー上野高広の経営する会社。D1マシンをはじめ、ドリフト車に人気のVERTEXエアロを販売している。VERTEXはヴェルテックスと読む。 |
| トー |
toe。つま先という意味。ハンドルを切っていない状態で上から見て、タイヤがどのくらい角度がついているかのこと。 |
| ドグ |
ドグミッション。普通のミッションと違い、ドグリングと呼ばれるリングが入っていて、クラッチを踏まずにシフトチェンジできる。シフトチェンジのときに、ガキンと金属音が鳴るのが特徴。一般に、耐久性に優れ、高価。 |
な
| ナイトロ |
笑気ガスとも言われる、亜酸化窒素(N2O)ガスをガソリン、空気と混合してエンジン内に噴射し、大きなパワーを作り出すシステム。ナイトロには強力な燃焼補助作用があるが、ボンベから放出する際に圧力の変化で温度が下がっているため、エンジンの冷却効果もある。ドライショットとウェットショットがあり、前者はインテークパイプに直接噴射して空気と混合させ、後者はガソリンと共に噴射する。また、パージショットという使い方もあり、バンパーやサイドステップに噴射口をもうけ、白い冷気を出してギャラリーアピールに使われる。(本来はエア抜きのため)ナイトロの代表的な製品は、 NOS(ノス)、VENOM(ベノム)、NX(Nitrous Express、ナイトラスエクスプレス)がある。 |
| ネオバ |
横浜ゴムから発売されている、アオバン ネオバ AD07というタイヤのこと。ポテンザ RE-01と並んで、多くのD1選手がこのタイヤを使用している。旧型 ADVAN NEOVA(大文字)は土屋圭市、現行型 ADVAN Neova AD07(小文字)は織戸学が開発に携わった。 |
| NOS |
→ナイトロ |
は
| バイナルグラフィック |
Vinyl Graphic。カッティングシートをファイヤーパターンやトライバルパターンにカッティングて貼り付け、車を派手にするもの。スポコンによく見られる。そもそもバイナル(Vinyl)とは、ビニールの正しい英語発音。よって、ビニールグラフィックともいう。ただし、ビニールは英語でVinylではなく、Plasticなので注意。 |
| パイプフレーム |
ボディーを切断し、代わりに金属製のパイプを溶接して軽量化する方法。GTマシンにはよく用いられているが、D1ではあくまでもチューニングカーによる競技という観点から禁止されている。 |
| ハチロク |
トヨタ スプリンタートレノ&カローラレビンのAE86型のこと。 小型のFRスポーツカーで、1983年~1987年にかけて発売された。パワーは少ないものの、軽量なのでドリフトには最適。D1ではターボやナイトロでさらにパワーアップしたハチロクもあり、今も健在。 |
| フルバケ |
フルバケットシート。バケットシートは強いGに耐えるためのシートだが、リクライニング機能があるものをセミバケ、そうでないものをフルバケという。 |
| VENOM |
→ナイトロ |
ま
| マジョーラ |
日本ペイントが開発した、見る角度によって色が変わる、特殊な塗装。D1では宮本光一JZX100チェイサーがマジョーラ塗装で有名。 |
や
| ユーロテール |
ユーロテールとは、スポコンによく見られるテールランプで、クリアテールに似ているが、それとは違い、クリアのレンズカバーの中に丸いレンズが入っているもの。アルテッツァは純正でユーロテールを採用しているので、それを想像すると分かりやすいだろう。ユーロテールという名称だが、その起源はEURO=ヨーロッパではなく、アメリカ西海岸のスポコン。なんとなくヨーロッパ風だからだそうだが、実際、欧州車にユーロテールはない。D1ではHKSシルビア、圭オフィスシルビアなどがユーロテールを採用し、その影響でS15シルビア乗りの間でユーロテールが流行ったと言われている。 |
ら
| ラインロック |
前輪だけにブレーキをかけロックし、後輪を空転させバーンナウトをするためのパーツ。もともと、ドラッグレースで使われていたものだが、D1ではタイヤを暖めたり、バーンナウトでパフォーマンスをするために使っている。 |
| リトラ |
リトラクタブルライトの略で、パカパカと開閉するヘッドライトのこと。AE86トレノや180SX、RX-7などがその例。コストや重量、空気抵抗などの観点から、非リトラ化が進み、現行型の日本車にはない。D1では、純正でリトラのクルマに埋め込み式ライトをつけて非リトラ化しているマシンが多い。しかし、今なおリトラを好む人も多いのが現状。 |
| ロールバー |
ロールケージともいう。車の中に、クロモリなどでできた丈夫な金属柱を張り巡らし、クラッシュしたときの安全性を確保するほか、剛性をアップさせる効果もある。D1マシンも含めて、レーシングカーにはほとんど必ずついている。 |
わ
| 180SX |
ワンエイティー。1989年にS13シルビアの兄弟車として発売された、日産のFRスポーツカー。180とは、初期型(RS13型)の排気量が1800ccだからという事に由来する。後期型(RPS13型)は2000cc。アメリカ仕様は2400ccのエンジンを搭載していたため、アメリカには240SXというモデルが存在する。S14シルビア登場後もモデルチェンジを行わず、発売されていたが、1998年製造中止。 |