D1マシン
ここでは、D1で使われる車、D1マシンの特徴を解説します。
車種について
D1マシンには、ドリフトに最も適しているとされるFR(フロントエンジン・リアドライブ)のスポーツカーやセダンが選ばれる。
主な車種は、シルビア、RX-7、スカイライン、スプリンタートレノ、カローラレビン、チェイサーなどだ。
最近は、注目度アップのために、新型車を選択するケースが多い。
例えば、ランサーエボリューションやフェアレディZ、RX-8、インプレッサなどだ。
派手なスタイリング
D1マシンは、他のモータースポーツのレースマシンに比べて派手なマシンが圧倒的に多い。
これらは、D1が審査競技なので、誰よりもかっこよく見えなければダメだからだ。
人目を引く派手なボディカラー、炎や水をイメージした模様や、メーカーのステッカーをたくさん張った車。これらは「スポコン」に由来している。
「スポコン」とは、スポーツコンパクトの略で、アメリカ・西海岸発祥の日本車をベースにした、見せる(魅せる)ことに特化したチューニングだ。スポコンでは「バイナルグラフィック」と呼ばれる、ファイヤー柄やトライバル模様にカットしたカッティングシートを貼る事や、路面をLEDやネオン管で照らす「アンダーネオン」、そして「大径のホイール」は当たり前となっている。
チューニング
チューニングとは、エンジンの性能を上げるためなどの目的で改造することだ。
現在のD1マシンは、およそ400~600ps(馬力)ほどの車が主力で、ノーマルの状態からおよそ200~400psはアップさせている。車が横を向いた極限の状態で、大迫力のドリフトをするにはこのくらいのパワーが必要だという。
街乗りもできる
D1では、GTレースの車のようにレース専用に作られ一般市街地を全く走れないような車を認めていない。
なぜならば、街乗りができるような車で大迫力のドリフトをしているという点が魅力的だと考えているからだ。D1マシンは助手席を装着し、さらにストリートリーガルに出場するマシンはカーオーディオも装着していなければいけない。
D1マシンの中には車検をパスし、公道走行可能なマシンもある。ほとんどの車両は少し改造を元に戻すことで、公道走行が可能になるマシンである。
ゼッケン
D1マシンのフロントガラス、リアのピラーやクオーターウインドウには数字の書かれたステッカーがある。
これは、ポイントランキングの上位者から順に番号が決まり、単走の出走順にもなっている。
特に、赤地に白字のゼッケン(通称:赤ゼッケン)は、上位のシード選手で、予選が免除されている。